【体験談】2回目のワクチン接種後に副反応が出た20代の感想(結構しんどいです)

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今なおコロナ禍が続く日本ですが、ワクチン接種率は徐々に上がってきており、最近は2回目の全体接種率が40%に達しました。

私は基本的にワクチン接種推奨派ではありますが、若い人の間では下記のような考えを持つ方も少なくありません。

「ワクチン接種はしたいけど、副反応が怖い」

確かに「副反応」という言葉だけ聞くと、少し怖いものがありますね。

そこで今回は、20代中盤の私が2度のワクチン接種(ファイザー製)をした時に起きた副反応や、その当時の状況などを体験談を交えてお話したいと思います。

※この記事はワクチン接種や副反応に対する煽りが目的ではなく、実際に起きた症状や対策を知っていただきたく執筆いたしました。

1回目のワクチン接種後に起きた症状

私が1回目の接種を受けたのは、7月の中頃でした。

結論を先に言ってしまうと、1回目は目立つ副反応は37度前後の微熱と接種箇所の痛みぐらいでした。

クリニックでのワクチン接種自体は、ほんの数秒で終わるのですが、その後はアナフィラキシーなどの確認のため15分ほどクリニックで待機していました。

こちらは特に問題はなく、家に帰宅した後も大きな副反応などは特に現れませんでした。

ちなみに、多くの人に見られる「接種箇所(肩)の痛み」は出ていましたが、こちらは日常生活には特に支障はなく、2~3日で回復しました。

Point

  • 1回目ワクチン接種後の副反応はほとんど無かった
  • 接種箇所(肩)は痛い
  • 日常生活での支障はほとんど無い

2回目ワクチン接種後に副反応が一気に現れた

1回目にワクチンを接種の時は、大きな副反応などは特にありませんでしたが、問題は2回目の接種後でした。

お昼頃に2回目のワクチン接種を行い、それから就寝時(2時ぐらい)まで何事もなく元気な状態でした。

しかし、布団に入ってしばらくすると、体が物凄く熱くなってることに気がつき、急いで体温を測りました。

すると、なんと「38.7度」まで体温が上がっていたのです。

真夜中にいきなり体温が急上昇したものですからメチャクチャ焦りましたが、明日には治ると信じ、その日は大量の汗を掻きながら寝ました。

2回目ワクチン接種後・2日目の様子

2回目接種後の翌日、体温は前日の深夜から変わらず「38.7度」をキープ。

それに加えて、下記のような症状が見られました。

  • 四六時中続く頭痛
  • 吐き気、下痢
  • 喉の乾き
  • 肩(接種箇所)の痛み

ワクチン接種後の副反応として、よく挙げられる症状が一気に来た感じです。

ちなみに、私の両親は2回目のファイザー製ワクチン接種後も何事もなく元気な状態でしたので、「若い人ほど副反応が出やすい」という話は本当のようですね。

ここからは、これらの症状をもう少し詳しく解説したいと思います。

38.7度の発熱

まず、体温に関しては1日では下がりませんでしたが、風邪ではないので、鼻水や咳の症状は見られませんでした(それらの症状が見受けられる場合は、コロナウイルスによる感染を疑ったほうがいいかもしれません)。

ちなみに、年齢的に1~2日ぐらいなら平気だと思い、解熱剤は使いませんでした。

基本的に大量の汗を掻き、喉も乾きやすくなりますので、水やスポーツドリンクは常備しといた方がいいですね。

頭痛

発熱と同じく、頭痛も割としんどいです。

寝ようと思っても頭がガンガン痛み、少なくとも仕事はできない状態です。

こちらは途中から耐えるのが嫌になり、バファリンを飲んで痛みを和らげました。

吐き気・下痢

正直、ワクチン接種後の副反応で1番辛かったのが、この「吐き気と下痢」です。

特にお腹の調子は一日中悪く、正露丸を飲んでも効きませんでした。

もちろん食欲も無く、飲み物やヨーグルトなどをお腹に入れてましたが、夜は少しだけ麺類を口にしました。

ちなみに、寝る姿勢を横向きに変えると胃が締めつけられる感覚が1日中続いたため、ベッドで寝返りを打つ時が個人的に1番きつかったです。

極度の吐き気と腹痛で夜中に目を覚ます

2日目の夜に強烈な下痢と吐き気で目が冷め、トイレに直行しました。

ちなみに、上の方は戻しませんでしたが、何度か吐きそうになり、下の方は途中で止まってしまいました(まだお腹は痛い段階です)。

また、それと同時に大量の汗が吹き出し、最後は目まいと手の痺れが出てきてしまい、いつ倒れてもおかしくない状態になっていました。

しかし、しばらくするとお腹の具合と吐き気は徐々に収まり、ベッドに戻ってからは手の痺れも消えていきました。

夜に食べた食事が原因なのか、副反応による症状なのかについては正確なジャッジはできませんが、一人暮らしの方は特に注意が必要ですね。

接種箇所(肩)の痛み

前日に引き続き、ワクチン接種箇所(肩)の痛みもありました。

こちらは腕を肩より挙げようとすると、結構しんどいのですが、一回目のワクチン接種時と同様に日常生活に支障はありませんでした。

2回目ワクチン接種後・3日目の様子

3日目は37.3度まで熱が下がり、夜には36.5度ぐらいまで回復しました。

下痢、腹痛、食欲なども問題なく回復し、ほぼ日常生活に戻れました。

頭痛はまだ少しだけありましたが、バファリンを呑み、その後は普段どおりの生活に戻りました。

Point

  • 2回目のワクチン接種後は副反応が一気に出た
  • 接種当日の夜中に発熱
  • 腹痛、吐き気、頭痛が特に酷かった
  • 接種から2日後には体調が回復した

ワクチン接種前に準備した方がいいこと

ワクチン接種後の副反応は、年齢ごとに差がある傾向にありますが、中高年の方でも発熱やそれ以外の症状が出てしまう場合があります。

今回の経験上、ワクチン接種前に下記のような準備をしておくことをオススメします。

  • スポーツドリンクなどの飲料水
  • ヨーグルト、フルーツなどの食べやすい食事
  • 解熱剤やバファリンなどの医薬品

私の知り合いは、1回目の接種でも発熱があったそうですので、必要な物は予め準備しておきましょう(外を出歩くのはしんどいと思いますので…)

ワクチンを接種をする意味はあるのか?

ワクチン接種は強制ではありませんが、私は後々の生活のことを考えると接種した方がいいと考えています。

厚生労働省の調べによると、4月19日までの段階で30~50代の感染者の死亡率は0.1〜0.4%ですので、若者の死亡率は極めて低いのことになりますが、今後は未接種に対してデメリットが大きくなるケースも考えられます。

例えば、最近は日本でもワクチンパスポートの申請が開始されたり、海外では飲食店入店時や交通機関利用時にワクチン接種の証明書が必要な地域もあります。

ワクチン接種が進めば、日本もその方向性になる可能性は高いです。

ちなみに、ワクチン接種は今は問題がなくとも、10〜20年後に私達の体が絶対に安全とも言い切れません(理論上は問題ないと言われています)。

ですので、メリット・デメリットを自分で検討した上で接種するようにしましょう。