皆さん、東京都での生活にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
進学や就職をキッカケに、地方から東京に上京しようと考えている方も少なくありません。
東京での生活は非常に多様性に富んでおり、学びの場や商業施設なども豊富ですが、反対に苦痛に感じるデメリット的な側面などもあるのです。
そこで今回は、東京在住者が語るリアルな都会暮らしのメリットとデメリットをお伝えしたいと思います!
東京に住むメリット
東京都に住んでいると、普段は気が付かないメリットが多く存在します。
私が東京在住者として感じている暮らしのメリットは以下の通りです。
・遊ぶ場所が多い
・学ぶ場所が沢山ある
・職探しに困らない
・電車でどこへでも行ける
・関東近郊へ日帰り旅行が可能
それではこれらのメリットをさらに深堀していきましょう!
東京は遊ぶ場所が多い
「東京は遊ぶ場所が豊富」と言われる事が多いですが、これは人によっては大変大きなメリットになります。
エリアにもよりますが、カラオケやゲームセンター、観光地、ショッピングモールなど、東京都は非常にエンターテイメントに富んでいる印象がありますね。
例えば下記のような施設やお店が豊富に揃っているのも魅力的なポイントです。
・営業時間長めのファミレスやカフェ
・豊富な蔵書を持つ図書館
・同じ趣味を持つ者同士のサークル、商業施設
などなど、これらを遊び・学びの場として活用されている方も沢山います。
「休日は図書館で研究に没頭するも良し」、「家族やカップルでショッピングに出かけるも良し」といった具合に様々な人のニーズに答える場が豊富に揃っているため、東京に住む上での大きなメリットになりますね。
東京は学ぶ場所が沢山
東京は住む以外にも「学びの場」としても非常にメリットを感じるポイントが数多くあります。
大学や専門学校の数が豊富な事はもちろん、特定の社会人や学生が集まり、勉強会やセミナーなどを開いてるケースも多数見受けられます。
自身のスキルアップや転職を目的としてセミナーや勉強会を活用するなど、目的に応じて多種多様な学びの場が存在します。
例えば、私が以前勤めていたIT系の会社でも、休日にプログラミング系の勉強会に通ってスキルアップを行う様な生活スタイルの方もいました。
また、東京のカフェやファミレスは比較的営業時間が長い為、「勉強の場所」として活用する人も少なくありません。(休日はどこも混んでいますが笑)
豊富なスクールや教室を利用できる
もし自分だけの力では限界がある場合、気軽にスクールに通えることも東京で生活する上でのメリットになります。
例えば、英語などの語学系やプログラミングの分野などは、数多くのスクールや教室が運営されています。
なので、仕事終わりの社会人や学校の帰りの学生など、自分の学習時間に合わせて授業を受けている方も沢山いるのです。
また、ネットを通して講師を探した場合、格安で個人レッスンを募集しているケースもあるので、選択枠に関しては非常に豊富と言えるでしょう。
東京では語学関連の講師の数も多いので、「見つけやすさ」と「数」に関しても東京に住む上で非常に有利なメリットであると感じますね。
私自身、週に1度だけ英文ライティングのレッスンを受けていますが、フリーランス講師の方に1回2000円で受講させていただいてます。(正直めちゃくちゃ格安です笑)
探し方次第ではお得に勉強ができて、しかも将来的には転職などでも有利になる場合が多いので、これも人の多い東京に住むならではのメリットだと感じています。
Point
・頻繁に開かれるセミナーや勉強会
・スクールや教室の充実
・自分の時間に合わせた勉強が可能
・営業時間の長いカフェやファミレス
東京の就職・転職探しはメリットになる
東京では職探し(特に転職)に関しては、かなり期待していいメリットの一つになるのではないでしょうか。
求人サイトの数の多さはもちろん、スキル0でも職業訓練校やスクールを活用して就職支援を受けている人も少なくありません。
またアルバイトから社員登用のある会社も多く、IT系企業などに「ゼロスキルの状態」から入れる場合もあります。
私の先輩は20代後半で未経験からIT系技術者としてアルバイト入社し、その後正社員になられたそうです。
実際に私も昔は未経験の状態からIT企業で見習いエンジニアとして採用してもらい、その後は転職にも困ることなくキャリア形成ができました。
関連記事:【体験談】コードの書けない未経験エンジニアがコーダーとして採用された話
「東京にはスキルアップ、転職のチャンスが沢山転がっている」
地方出身者にとってもメリットが大きい
東京には毎年多くの人達が上京してきますが、地元に帰って就職されるよりも東京に残って職探しを行うケースも非常に多いです。
例えば、以前このサイトでも名古屋に進学された方の体験談をご紹介しましたが、やはり地方と比較しても東京での就活はメリットが大きかったそうです。
関連記事:【体験談】なぜ地方大学へ?埼玉から名古屋の大学へ進学した私が語るメリット・デメリット
また、最近ではツイッターなどのSNSを通して採用される方も増えてきた印象があります。
希望した職場に受かるかは個人の能力次第になってくるかと思いますが、挑戦のしやすさ・職の見つけやすさに関しては、やはり東京に住むメリットとして大きいと思います。
転職にはエージェントを活用できる
東京で転職する際に、大変心強いサービスが「転職エージェント」です。
転職エージェントと言うのは、人材紹介サービスの事で、大手ではマイナビやリクルート、レバテックなど様々な企業が転職支援を行っています。
転職エージェントを活用するのメリットとしては、未公開求人の紹介、希望先企業への代理連絡(面接までのやりとり)、面接対策や必要書類のチェックなどを代行して行っていただけるのです。
しかもこれらのサービスを基本的に無料で受けられるのですから驚きです。
また、東京だと「転職エージェント」の数が圧倒的に多く、都市部に本社を置いている企業も少なくありません。
なので自分自身で直接エージェントさんに就職・転職の相談をしに行ったり、面接対策などを指導していただく事も可能ですので、東京で生活する人にはメリットにしかならないサービスとも言えるでしょう。
過去には私自身も転職エージェント様にお世話になりましたが、やはり個人で転職活動をするよりも遥かに効率が良く、尚かつ自分に合った企業を見つけやすいと感じました。
やはり「仕事」関連のトピックに関しては、東京に住むメリットとして大きな影響を与えてくれるのではないでしょうか。
Point
・就職支援が豊富
・職業訓練校やスクールの充実
・安心の転職エージェント
東京に住むと電車でどこへでも行ける
東京に住むメリットの1つに、交通の便が挙げられます。
地方では1時間に1本の電車などもザラにありますが、東京の都市部では数分に1回、多摩地区などの西のエリアでも10分に1回は電車が止まります。
なので比較的家賃が低めの23区外に住んでいても、30〜50分ぐらいあれば都心部にアクセスできます。
また八王子→新宿間の移動であっても、たったの367円で電車に乗ることができるので、区外在住者にとっても非常に便利です。
もちろん東京に住むデメリットとして通勤ラッシュなどが挙げられますが、休日に軽い気持ちで渋谷や新宿などに行けるのは大きなメリットになりますね。
車が不要
仕事や家庭事情にもよりますが、基本的に東京に一人で住む場合は、車は不要に感じます。
と言うのも、大体少し歩けばコンビニやスーパーなどがあります笑
長野県など地方での生活になると、やはり車は必須になってきますが、この部分のお金が浮くのは大変ありがたいメリットと言えるでしょう。
関連記事:長野市へ移住するメリットってなに?現地の私が語る!長野市の魅力とリアルな生活
さらに東京に住む場合、電車・自転車での移動で事足り場合が多く、生活用品もアマゾンなどのネット通販を活用すれば、翌日には届けてくれるので大変便利ですね。
また会社通勤に使う定期などがあれば、その分移動にかかるお金の節約にもなりますので、メリットとしてはかなり大きいと感じます。
Point
・電車が直ぐに来る
・車が不要
・歩いて買い物に行ける
・ネット通販は早ければ翌日には届く
東京から関東近郊へ日帰り旅行が可能
関東近郊への良好なアクセス、日帰り旅行が可能な交通の便なども、東京に住むメリットの一つと言えるでしょう。
例えば東京から私鉄やフェリー、小型ジェット機などを使って、下記のような観光スポットへ日帰りでアクセスすることが可能です。
- 埼玉県の秩父
- 栃木の日光東照宮
- 群馬県の高崎
- 千葉県の鋸山(フェリー)
- 伊豆大島(小型ジェット機で約25分)
関連記事:東京湾フェリーに乗って鋸山へアクセスしてみたら…電車よりも安くて快適だった
電車移動に4時間ぐらいかかりますが、頑張れば長野県への日帰り旅行も可能です笑
また都内にも皇居やスカイツリー、浅草など様々な観光地が点在しているので、日帰り旅行者にとっては大変嬉しいメリットに感じます。
東京に住むデメリット
ここからは東京に住むデメリットについて解説していきます。
私が感じる大きなデメリットは以下の通りです。
・家賃が高め
・通勤ラッシュが地獄
・食事は普通
皆さんのご想像通りの結果かもしれませんが、東京に住んでリアルに感じたこれらのデメリットをさらに詳しく解説していきます。
東京は家賃が高い
東京の平均家賃をご存知でしょうか?
ダイワハウスの調べによると、東京全体の平均は9.7万円との結果が出ており、23区外の八王子でも6.2万円が家賃相場と言われています。
地方都市の平均家賃が5万円前後(場合によってはもっと低い)と考えると、非常に大きな出費になりますね。
「杉並区でも、1Kで7万円(管理費込み)ほど掛かってしまう」
しかし、中には渋谷区で5万円などの掘り出し物件なども稀に募集していたりするので、家賃問題は運要素も関係してくるといえるでしょう。
このようなケースはネットの物件サイトを漁っていると見にすることが多々ありますので、一度試しに物件サイトをご利用されてみてはいかがでしょうか。
東京に住むと通勤ラッシュが地獄
東京に住んでいる多くのサラリーマン・学生を苦しめるポイント、それが「通勤ラッシュ」です。
東京都のデメリットとして必ず挙がる通勤電車ですが、恐らく山手線など都心部の電車を中心としたイメージが強いのではないでしょうか?
これは紛れもない事実です。しかし、残念ながら小田急線や京王線などの市営電車でも、朝の満員電車は存在します。
特に急行や特急電車は山手線と遜色ないぐらいぎゅうぎゅう詰めとなっており、これが嫌でサラリーマンを辞めてしまう人もいるぐらいです。
最近では時間差通勤や在宅ワークなども導入されてきましたが、職種によっては通勤ラッシュの時間に出社が必要な人も多いでしょう。
また、東京都の電車は朝に遅延する事も珍しくないので、人によっては生活する上での大きなデメリットになってしまう場合もありますね。
東京は都心部ほどごちゃごちゃしてる
先程メリットの部分でもご紹介した通り、東京は遊び場や商業施設が非常に多い反面、かなり人混みが多いといったデメリットがあります。
例えば、普段の原宿やハロウィン時の渋谷など、特に若者が集う場所ほど人混みが激しいですね。
もちろんその雰囲気が好きな人もいますが、苦手な人にとっては結構しんどく、東京に住む上でのデメリットとなってしまう場合もありますね。
地方に比べて東京の食事は美味しくない?
東京に住んでいると気づきにくいですが、食事に関しては過度に期待しない方がいいでしょう。
「デメリット」まではいかなくとも、正直普通です笑
もちろんお高めのレストランや築地市場などに行けば、新鮮で美味しい食事ができます。
しかし、それ以外では特別美味しいと感じる場面は少ないですね。
また、私の知人で東北出身の方は、「水が美味しくない」と言っており、水道水を使う時は必ず沸かしてから使用するらしいです。(もちろんそのままでも飲めます!)
正直東京の水道水の美味さは微妙……
基本的に山などの自然からは離れている土地ですので、水自体は地方に比べて天然・新鮮ではないのかもしれませんね。
地方在住者の方がいきなり東京に住んでみると、以外にも「食の旨さ」がデメリットになる場合も多いのかもしれません。
東京に住むメリット・デメリットまとめ
以上が東京に住むメリット・デメリットでした。
東京での暮らしがアリかナシかで言ったら、私は全然アリだと思います。
やはり好きな時に行きたい場所に行ける、欲しいものが直ぐに手に入るなど、都市部ならではのメリットは非常に大きいですね。
また、スカイツリーや皇居など23区の観光地はもちろん、西側の多摩区と呼ばれるエリアでも面白いスポットが点在しているので、充実した日帰り旅行などを楽しめたりもします。
関連記事:多摩区のおすすめ観光スポット5選をご紹介!意外と知らない西東京の絶景とは?
今はマンスリーマンションなども増えてきましたので、一度東京での生活をご検討してみてはいかがでしょうか!