皆さん、「旅行時によくあるトラブル」といえば何を思い浮かべるでしょうか?
最近では土日休みを利用したプチ観光や、逆に1週間ほどの長期旅行などを行う人も増えましたが、一方で「持ち物」に関連したトラブルに遭遇することも少なくありません。
出先で「荷物を開けたが、アレが見つからない、コレがない」
「〇〇を事前に買っておけばよかった」
などなど、持ち物の準備不足によって旅行中に思わぬ問題が発生したりしてしまう場面もありますよね。
私は一般の方よりも旅行に行く回数が多いのですが、その中で「観光に役立つアイテム」や「より旅を快適にする必需品」などを買い揃えてきました。
そこで今回は、私の持ち物リストから個人的におすすめな旅行グッズを厳選してご紹介していきたと思います!
※服や靴下、タオルなど誰でも持っていく必需品は今回は省きます。
日用品系の旅行用持ち物
まず最初は、短期でも長期でも使える便利な日用品系の持ち物をご紹介したいと思います。
女性、男性どちらでも使用できるものをチョイスしていますので、気になった物があれば是非チェックしてみてください !
小型のトラベルボトル
まず私がおすすめしたい旅行用品は「 小型のトラベルボトル 」です。
「コスメ用品や整髪料などは正直荷物になる」
このように感じている方も少なくないでしょう。
現に普段使っている化粧品や整髪料、ジェーピングジェルを旅行先に持っていっても、使用する量は極わずかです。
しかし、予め小型のボトル(30〜50ml)ほどに化粧水や乳液、洗顔料、ジェルタイプの整髪料などを入れて持ち運べば、荷物の重量を大きく減らせますね。
特にスキンケア用品は以外と荷物スペースを取ってしまったり、人によっては結構な重量ともなりますので、ぜひ小型のトラベルボトルを導入してみてはいかがでしょうか!
オールインワンジェル
洗顔後などに使用する化粧水と乳液、美容液が一緒になった「オールインワンジェル」は旅行との相性が非常に良いです。
先程のトラベルボトルと同様に、持ち物を一つ減らせることはもちろん、特に男性のスキンケアはこれ一本で完結しますので、出先での貴重な時間を節約することが出来ますね。
人によっては洗顔や入浴後にスキンケアを行わない方もいますが、個人的には乾燥やシェーピング後の肌荒れ防止のためにも使用した方がいいと考えています。
こちらも先ほどの小型ボトルに入れて少量を持ち運べば、持ち物の重量+スキンケア時間の節約になるでしょう。
布製ヘアバンド
私も最近まで使用していませんでしたが、ターバン型のヘアバンドは様々な使用用途において活躍します。
普段は運動の時や洗顔時の髪留めとして使用していますが、旅行では下記のような用途に応用できます。
- ヘアバンド(洗顔)
- ハイキング時の汗止め
- タオル
- 緊急時にはマスク変わりになる
- 包帯などの代替えとして緊急時に活用
などなど、旅行に持っていけば割と活躍します。
締め付けや使用時の感触などが気になる方は、下記の男女兼用のターバン型ヘアバンドがおすすめです。
ペッドボトルケース
ペッドボトルケースは夏場の必需品といっても過言ではありません。
夏場にコンビニや自販機で飲み物を買ったとき、時間が経つにつれてカバンの中がペットボトルの水滴によりびしゃびしゃになってしまう時があります。
カバンが濡れるだけたら問題ないのですが、スマホやモバイルバッテリーなどの機械類と一緒にしておくのも不安ですよね。
そんな時に役立つのが「ペッドボトルケース」です。
これさえれば水滴漏れを防げることはもちろん、飲料水を長時間保冷することができます。
「そもそもステンレスの水筒などを持っていけばいいのでは?」
上記のように考える方もいますが、重量のことを考えると、やはりそちらは旅行には不向きです。
夏場は特に重宝しますので、こちらもぜひチェックしてみてください !
日用品系の持ち物リスト
- 液状の物を持ち歩くなら小型のトラベルボトルに仕分け
- オールインワンジェルで余分なスキンケア用品を減らす
- 布製ヘアバンドは様々なシチュエーションで活躍するので便利
- 夏場はペッドボトルケースがあると安心
医薬品系の持ち物
医薬品は、いざという時の備えとして持っておいても損はありません。
この辺りは人よっても必要なものとそうでない物があると思いますが、旅行時は思わぬアクシデントが起きがちです。
ですので、各シチュエーション毎に緊急で対応できる医薬品を厳選してご紹介します !
ストッパ下痢止め
お腹が緩い人、そうでない人にも常備してほしいのが、ストッパ系の医薬品です。
交通機関や車での移動時はもちろん、トイレの無い観光地で腹痛に襲われた場合は本当に最悪のコンディションとなります。
私は以前、登山の途中に急な腹痛(恐らく気圧の変化)に襲われ、数時間ほど動けなくなってしまったことがありました。
腹痛を我慢できずに漏らしてしまった場合は、もう旅行どころではありません。
大人としての尊厳を保つためにも、旅行時には必ず持ち歩くようにしましょう。
正露丸
ストッパほど優先度は高くありませんが、普段からお腹の調子を崩しやすい人は、正露丸を持ち歩くといいでしょう。
正露丸はあくまでも胃の活動を麻痺させて、腸の運動を正常に戻す役割りを持っていますが、食べ物による細菌などが原因の場合は、基本的に1度全て体外に出しきった方がいいです。
しかし、「正露丸クイックC」であれば腸の運動を止めることなく、なおかつ腸内の細菌やウイルスにも有効だといわれています。
正露丸といば非常に強烈なニオイで有名ですが、 「正露丸クイックC 」は臭いのしないタイプの物となっていますので、気になるようでしたらこちらを持ち物リストに追加してみてはいかがでしょうか !
酔い止め(トラベルミン)
個人的に旅行のお供として絶対に欠かせないアイテムは「酔い止め」です。
車や電車、バスなどの交通機関の移動はもちろん、飛行機や船に乗る場合などにも効果的です。
普段から車酔いをしない方でも、フェリーに乗る際は結構酔われるケースもありますので、旅行のプランに応じて持ち歩くようにしましょう。
医薬品系の持ち物リスト
- ストッパ下痢止めは本当の緊急時にも役立つ
- お腹を下しやすい人は臭いのしない正露丸がおすすめ
- 乗り物酔いをしやすい人は、酔い止めが必須
収納系の旅行用持ち物
トランクやバッグパックに荷物を詰めていると、いつの間にか持ち物が入り切らない状態になってしまうケースが多々あります。
また、ごちゃごちゃの状態で荷物を詰めて旅行に行った結果、出先で必要なものがすぐに見つからないとう場面も少なくありません。
基本的に旅行の極意は「どれだけ持ち物を減らせるか」だと思っていますが、収納もそれと同じぐらい大事だと思ってます。
ここからは、より効率的に荷物整理をするための便利アイテムをご紹介します !
zipロック
収納系アイテムで最も便利といっても過言ではない「zipロック」
私の場合は、基本的にUSBケーブルなどのガジェット類やスキンケア用品、医療品などを仕分けする際に使用しています。
これである程度持ち物をジャンル毎にまとめておけば、旅行先で「あれが無い、これが無い…」という状態を回避できますね。
また、zipロックはコスパも非常によく、雑貨店でも手に入りますので、予備として少し多めに持参したり、旅行先で使い捨てることも可能となっています。
短期、長期旅行どちらでも活躍する優れものですので、個人的には非常におすすめです。
コンパクトエコバッグ
旅行先でお土産などをつい買いすぎてしまうと、リュックやトランクに荷物が入りきらないことがあります。
そんな問題を手っ取り早く解決してくれる便利アイテムが「コンパクトエコバッグ」です。
こちらは、使わない時は手のひらサイズに袋を折り畳むことが可能となっており、様々な緊急時にも役立ちます。
例えば、私は以前海外の空港にてトランクの重量制限に引っかかってしまった事がありましたが、急いでトランクの中身を重量ギリギリまでコンパクトエコバッグに移し、それを手荷物として搭乗しました。
このように、飛行機でのフライトだと自分の気が付かない内に重量オーバーになっていたりする場面も多々ありますね。
また、出先で大きな買い物をする場合のことを考えると、携帯性に優れたコンパクトエコバッグは非常に利便性が高いと言えるでしょう。
圧縮袋
長期での旅行には欠かせないアイテムといえば、「圧縮袋」で間違いないでしょう。
服やタオルなどの衣類は重量が軽い反面、かなりスペースを取ってしまいますね。
2〜3日の旅行であれば問題ありませんが、長期の海外旅行や留学となると、やはりトランクやザックのスペースを考えて荷造りしなければなりません。
しかし、圧縮袋の中に服を入れて空気を抜けば、トランクのスペースをかなり節約することができます。
長期旅行を計画している方は、ぜひとも持ち物リストに加えてみて下さい!
キーリング付きコインケース
旅にトラブルは付き物ですが、お財布や家のカギを無くすと事件に発展する場合もありますね。
そこで役に立つアイテムが「キーリング付きコインケース」です。
こちらはクレジットカードや小銭、鍵などの貴重品を収納できるだけではなく、キーリング部分とズボンのループ部分をひもで結んでポケットに入れれば、もう絶対に落とす事はないでしょう。
私はクレジットカードや電子決済が中心の生活ですので、旅行中だけでなく普段の生活でも使用しています(かなりコンパクトなので、安心してポケットに入れておけます)。
これにより、いちいちサイフを持ち歩く必要がなくなり、さらに絶対に無くさないという安心感にも繋がりますので、個人的にかなりおすすめです。
収納系の持ち物リスト
- 現地で荷物が多くなりそうならコンパクトエコバッグがおすすめ
- 長期の旅行では圧縮袋が便利
- キーリング付きコインケースで盗難、紛失防止
ガジェット系の旅行用持ち物
続いてはガジェット系の持ち物についてです。
今はスマホやその他電子機器を持ち歩くことが当たり前の時代となりましたが、旅行向きのガジェットも数多く存在します。
その中から旅のお供として、個人的におすすめなガジェット系のアイテムをご紹介したいと思います !
マルチ充電ケーブル
人によってスマホの使用端末は異なりますが、iPhoneやAndroidの二台持ちをされている方、またはKindleなどを持ち歩く方の最大の悩みは「異なる充電ケーブル」に限るでしょう。
上記3つはLightning端子、USB type C、Micro usb type Bなど、別々の端子が使われているため、管理がかなり面倒に感じますね。
旅行先だと特に「あれが無い、これが無い」状態になりがちですが、「マルチ充電ケーブル」を仕様すれば、その問題はすぐに解決します。
一つのUSBポートから各端子へと、枝分かれしているため、少なくとも管理が雑になることは無くなります。
旅行以外の普段使いにも役立ちますので、こちらも是非チェックしてみてください!
コンパクトモバイルバッテリー
モバイルバッテリーは、もはや旅行の必須ガジェットといっても過言ではないでしょう。
出先でスマホの充電がゼロになると、地図や検索、連絡アプリなどが利用できなくなり、全てにおいてデメリットしかありません。
モバイルバッテリーはそんな時の保険としても使えますし、キャンプ場でテント泊をされる最には必須アイテムにもなりますね。
しかし、大型のモバイルバッテリーを持ち歩くと、かえって荷物になってしまうので、手のひらに収まるぐらいの「コンパクトバッテリー」がおすすめです。
ちなみに、10000mAhのバッテリーをつんでいれば積んでいれば、スマホを複数回フル充電が可能ですので、一般的な旅行であればそちらをオススメします。
短期旅行ならケース型バッテリーもおすすめ
もしも日帰り、または1日ぐらいの短期旅行をされる場合は、ケース型バッテリーでも応用が効きます。
以前別の記事でもご紹介しましたが、人気機種のiPhone SEなどはバッテリーがかなり低く搭載されており、出先で写真や動画を撮りまくると充電が1日も保ちません。
関連記事:【レビュー】縦長AndroidからiPhone SE2に乗り換えてわかったメリット・デメリット
そんな時は、充電しながら写真も取れる「ケース型バッテリー」の方が利便性は高くなりますね。
モバイルバッテリーに比べて重量も軽くなりますので、人によってはこちらの方が便利かもしれません。
ガジェット系の持ち物リスト
- iPhone、Androidなどの他機種を使用するなら「マルチ充電ケーブル」がおすすめ
- 重量を気にする方ならコンパクトモバイルバッテリーが便利
- 日帰り程度の旅行ならケース型バッテリーもおすすめ
シチュエーションによっては便利な旅行用持ち物
ここまで、ほとんどんの人にオススメできる旅行時の持ち物をご紹介してきましたが、個人的に便利だと感じるアイテムもまだまだあります。
ここからは特にジャンル分けをせずに、人やシチュエーションによっては旅行をより快適にしてくれる「便利アイテム」をご紹介します!
スポーツマスク
コロナ禍が続く今現在、外出時のマスク着用はまだまだ続いていますね。
しかし、夏場に不織布マスクを使用すると下記のような問題が起きがちですね。
- マスクの中が蒸れる
- 次第に呼吸がしずらくなる
- 使い回しができない
- 長時間使用すると肌荒れを起こす
旅行だけに限った話ではなく、もし野外で活動する場合は、布製の「スポーツマスク」がおすすめです。
私も実際に不織布から布製のスポーツマスクに切り替えてからは、移動時の呼吸がかなり快適になりました。
旅行に必ずしも必須というわけではありませんが、より快適な野外活動を求めている方には非常におすすめです!
クリアファイル
観光地を訪れると、パンフレットなどをいくつも手にしますが、結局カバンの中でグシャグシャになってしまう事が多いかと思います。
私は必要なパンフレットは全て持ち替えって電子化したいので、観光の際は基本的にクリアファイルを持ち歩いています。
正直、これ以外の使い道はないので優先度は低いのですが、管理面では割と便利に感じます。
折り畳みレインウェア
普通の観光、旅行の場合は必要ありませんが、登山や国立公園などの自然の中をハイキングする際は雨具が必須となります。
というのも、知り合いの登山家の方が以前こんな事を言ってました。
「山に何か一つだけ持っていけるとしたら、絶対に雨具を選ぶ」
山や標高の高い国立公園などの観光地は天候も変わりやすく、雨風による身体の冷えは冗談抜きで命にかかわるそうです。
私も以前、日光国立公園内に訪れた際に、急な雨により体が物凄く冷えてしまったことがあります(夏場だったので天候と共に回復しましたが…)。
関連記事:奥日光の観光スポットを厳選してご紹介!戦場ヶ原の伝説や幻の湖とは?
これがテント泊や登山中だったら、さすがに危なかったかもしれませんね。
もしレジャーなどのアクティビティを行う場合は、携帯性のあるレインウェアを保険として持ち歩くことをオススメします!
除菌ウェットシート
新型コロナウイルスの影響により、使用率が急激に増えた印象の「除菌ウェットシート」。
普通の観光であれば使用する場面は限られてきますが、やはりこちらもレジャーの際に役立つ場面が多いです。
例えば、テント泊にて体を軽く拭いたり、スマホやザックなどについた汚れを落とす際にも使用しています(体に使用する場合は、成分を確認してからご使用ください)。
しかし、持ち歩こうと思うと少々荷物になってしまいますので、レジャーの時以外の有用性は低いかもしれません。
メガネ用曇り止め
これは完全にメガネをつけてる方限定になりますが、曇り止めは今や必須の持ち物と言っても過言ではありません。
特に今はマスク着用により、メガネがものすごく曇りやすくなっていたり、また気温の低い場所でも同じような現象が見られます。
そうなると、純粋に景色などを楽しめなくなりますね。
個人的には旅行中は使い捨てコンタクトレンズを推奨したいのですが、メガネ必須の方には持ち運びやすいこちらの曇り止めがおすすめです!
シチュエーション別の持ち物リスト
- 夏場はスポーツマスクがあると快適
- クリアファイルがあると資料やパンフレットがまとめやすい
- 自然の野外アクティビティを行うなら折り畳みレインウェアは必須
- 汚れが気になる方は除菌ウェットシートが便利
- メガネを着用される方はコンパクトな曇り止めがおすすめ
旅行者向け持ち物まとめ
以上が個人的におすすめな旅行用の持ち物、便利アイテムについてのご紹介でした。
正直、2〜3日程度の短期での観光か、もしくは長期での旅行なのかによっても持ち物は変わってきますので、ご自身のプランに合わせてお選び下さい!