【体験談】青春18きっぷを使って東京(新宿駅)から静岡県浜松駅へ6時間かけて移動してみた

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青春18きっぷという名前のチケットを一度は聞いたことがあるのではないだろうか?

簡単に説明すると、1日2,310円で日本全国のJR普通列車が乗り放題となるチケットだ。

旅行に行きたいが新幹線や飛行機代などの交通費を抑えた人やバックパッカーなど毎年様々な人たちに利用されている。

今回はそんな青春18きっぷを使って東京の新宿駅から静岡県の浜松駅まで移動してみたので、そのレポートを書いていきたいと思う。

青春18きっぷとは?

青春18きっぷはJR東日本が春夏冬のシーズンに販売されるお得なチケットだ。

1枚の価格は11,850円で、5回分(5日)JRの普通列車が乗り放題となるのだ。

使うタイミングは自由だが、1回分を使うと、その日のうちに1回分は消費される。

しかし、1回あたり2,370円で、なおかつ5回分の利用ができるため、時間と体力がある方にはかなりおすすめのチケットとなっている

早速青春18きっぷを買ってみた

青春18きっぷは各JR駅に設置された新幹線の券売機、もしくは緑の窓口で購入することができる。

券売機で買う場合は、お得なきっぷメニューから購入することになる。

ちなみに、使うたびに日付入りのスタンプが押されていくので、これが5つまでは乗車が可能という意味になる。

青春18きっぷで東京から浜松を目指す

ここからは実際に青春18きっぷで乗車し、新宿から浜松駅まで大移動をしたレポートを書いていく。

今回使った経路は下記のとおりだ。

  • 湘南新宿ライン 新宿駅→戸塚駅
  • 戸塚駅→JR東海道本線 熱海駅
  • JR東海道本線 熱海駅→浜松駅

通常であれば4,510円、新幹線であれば約8,000円の運賃がかかるが、青春18きっぷを使えば、これらが2,370円で移動できることになる。

ちなみに、距離にして263km、遅延も何もなければ4時間43分でアクセスが可能だ。

しかし、約5時間近くは普通電車に乗り続ける必要があるので、体力と腰のケアは必要になってくる。

新宿駅

まずは新宿駅にて湘南新宿ラインで戸塚→熱海へアクセスする。

本来であれば12時頃に新宿からスタートする予定だったのだが、湘南新宿ラインが遅延していたため、約20分遅れでのスタートとなった。

ちなみに、品川から東海道本線に乗れば、直接熱海までアクセス賀可能だ。

戸塚駅

人身トラブルがあり、20分ほど遅れて戸塚駅へ到着した。

ここから熱海行きの電車に1時間ほど乗車し、熱海を目指す。

平塚辺りになれば人も少ないため、普通に座って乗車することができる。

途中で茅ヶ崎や湘南の海を窓から望むことができるので、退屈はしなかった。

画像はイメージです

熱海駅

静岡でも昔から人気の観光地、熱海に到着した。

既に2時間ほど電車で過ごしている訳だが、首と肩が凝ってきたため、スマホの使用を一時的にやめることにした。

さらに、ここからは浜松行きの東海道本線に乗り換えるのだが、当駅始発の電車で最終駅を目指すので、2時間半ぶっ通しでの大移動となる。

熱海駅での乗り降りはもちろん、途中で静岡駅や清水駅へも下車できるので、そのあたりで観光や休憩を挟むといいだろう。

スマホを使えないととにかくやる事が限定されるので、オーディオブックなどをダウンロードしておくべきだったと後悔している。

浜松駅

その後、約2時間半を東海道本線で過ごしたが、腰と肩に加え、首、おしりも痛くなりなってしまった。

なんとか気合で乗り切り、浜松へと着いたのだが、最初の方で遅延などもあり、最終的に18時丁度の到着となった。

新宿駅やその他の駅での待ち時間を含めると、約6時間の旅路となったが、2,310円のみで移動することに成功した。

青春18きっぷで新宿→浜松駅まで移動してみた感想

浜松までの大移動をしてみた訳だが、私は一応乗り切ることができた。

腰や肩は痛くてしんどかったが、外の景色を観たり、スマホや本があれば5時間はなんとか移動できるレベルではあった。

逆に何もやることがない、娯楽になるものを持ってきて居ない人は、苦行になってしまう可能性が高いと感じた。

とはいえ、2310円で浜松駅までの運賃を最大限②節約できたと思えば、かなりお得ではある。

正直デメリットもある

格安でアクセスできる代わりに、いくつかの問題点も浮かび上がった。

分かりやすいようにデメリットと解決方法を下記にまとめてみる。

・腰と肩が痛い
→なるべく姿勢を正して座る、途中で立ち上がる

・スマホがあっても電車の中は基本的に暇
→本を持参したり、娯楽になるものを用意しておく

・時間の損失は大きい
→半日は移動に費やす覚悟をしておく

・トラブルや乗り換えミスがあると予定が狂う
→移動する日は予定を最小限にしておく

特に4つ目は、お手洗いに行きたくなったり、人身事故が発生したりなど、自分で対策できないことに巻き込まれる可能性もある。

プラスで1時間ほど余裕を持って行くことをおすすめする。

青春18きっぷを使えばもっと行ける

今回約6時間かけて東京の新宿から静岡の浜松駅で移動してみたが、頑張ればもう少し先まで行けそうな気がしないこともない。

例えば+3時間半ぐらいかければ、滋賀県の琵琶湖方面へのアクセスも可能なので、体調次第では全然アリだと思ってる。

ちなみに、私は浜松で一泊した後、次の日には再び青春18きっぷを使って琵琶湖へとアクセスしてみたが、2日もあれば全然余裕で移動できた。

それらは下記にまとめてあるので、こちらも是非読んでいただきたい。

【青春18きっぷ】東京から静岡を経由して中部地方を回ってきた体験談